脱衣場・洗面室を快適に使う考え方は?

脱衣場

こんにちは!今回は「脱衣場・洗面室」についてお話します。

新築や住宅改修、リフォームの際に脱衣場や洗面室をどうしようかと悩む方が多いと思います。使いやすいく、快適なほうがいい。その為にはどうしたらいいんだろうと・・・。私の新築計画の経験と作業療法士としての経験に基づきお話していきます。

これを読んだ人は以下のことを頭の片隅に置いておくと良いと思います。

★結論「広く!滑りにくい床!引き戸!」

広く:脱衣場・洗面室に求める広さとはどのくらいですか?まずはこの問いを自分にしてみましょう。お風呂に入る前に何をしますか?お風呂から出た後はに何をしますか?何を設置したいですか?何を設置する必要がありますか?それらを使って何をしますか?と。誰もが毎日使う場所であり、使い方はその人それぞれ。脱衣場兼ランドリー室にする家もあります。一人で入る人、小さいお子さんと入る人、一人では入れずに介助者と入る人では必要なスペースも変わってきます。ということは、広さも人それぞれ最適なサイズがあるはずです。そして脱衣場に置くものを挙げてみましょう。洗濯機、洗面台、タオルや着替えを置く棚、乾燥機、立って着替えが出来ない人は椅子を置くスペースがあると良いでしょう。このように意外と広さが必要です。

滑りにくい床:脱衣場は水滴や湿気が多く、特に滑りやすい場所です。各メーカーで床は様々と商品があります。実際にサンプルなどを取り寄せて滑りにくい商品を選びましょう。

引き戸:脱衣場への入り口は引き戸が良いです。開閉時の必要なスペースは抑えられます。

番外編

手すり:高齢者になった時や体の状態に応じてあったほうが良いということになります。基本的には不要です。例えば高齢の要介護者になり、手すりがあったほうが良いとなれば取り付けるのが良いでしょう。その際は介護保険サービスの住宅改修を利用するのが良いのではないかと考えています。現在、介護保険の住宅改修は1回きりですが(要件を満たせば2回目も可能)20万円の給付金が出ます。

さいごに

以上、脱衣場・洗面室についてのお話でした。全てが出来るわけではありませんが、このような考え方がありますという紹介でした。

皆さんの役に立つ内容であれば嬉しいです。

また見に来てください。

なーおー

ギリギリ30代の作業療法士でファイナンシャルプランナー。病院や介護福祉施設で子供から超高齢者まで関わってきました。今までの仕事で培った住宅改修のポイントと、自身の家づくりの経験を生かし、全世代が安全・安心して過ごせる家を考えていきたい。

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