床についての考え方は?!

こんにちは!今回は「床」についてお話します。

新築や住宅改修、リフォームの際に「床」をどうしようかと悩む方が多いと思います。床の無い建物なんてありませんので必ず考えます。ここでは住居に関して、住みやすくなるヒントを書いていきたいと思います。私の新築計画の経験と作業療法士としての経験に基づきお話していきます。

これを読んだ人は以下のことを頭の片隅に置いておくと良いと思います。

床のある場所

住居の床はどんな場所を思いつきますか? ざっと示してみたいと思います。

①リビング ②キッチン ③ダイニング ④トイレ ⑤寝室 ⑥脱衣場・洗面室 ⑦浴室 ⑧廊下 ⑨階段 という感じでしょうか。

これだけ用途の違う部屋や場所あるので、こだわりも出てくるところだと思います。

床の種類は?

フローリングの床材と言っても4種類があります。

①無垢材:これはまさしく無垢な状態の木材のことです。人工的な集成材ではなく丸丸一本が木です。お手入れが少し面倒なところがありますが、木のぬくもりを感じられるとのことです。

②挽き板:天然の木材を表面に3㎜程度貼り付けたものです。無垢材に近い質感になります。

③突き板:天然の木材を表面に0.3㎜程度のシート状にして貼り付けたものです。見た目は上記2つと同じですが、踏み心地が固く感じます。

④シート材:これは木ではなくビニールであり、冷たく感じることがあります。見た目は様々な模様がプリントしてあります。素材よっては耐水性や耐熱性が高いため上記のものでは対応できないところへも施工できます。

結論「まずシート材。質感は無垢材と挽き板が良い」

メリット・デメリットはそれぞれありますが、作業療法士的な観点でお話しすると、全体的にフローリングはシート材が良いかなと感じます。理由としては、車椅子や歩行補助具の使用時の傷つきにくさや、汚してしまったときなどの掃除の容易さがあげられます。もちろん無垢材やほかの床材がそうではないというわけではありません。私の家は水回りはシート材です。それ以外は挽き板を選択しました。将来車椅子ユーザーになったとしたら、または床を張り替えなくてはならないことになったらその時に選択肢の一つになるでしょう。

さいごに

以上、床についてのお話でした。このような考え方がありますという紹介でした。

皆さんの役に立つ内容であれば嬉しいです。

また見に来てください。

なーおー

ギリギリ30代の作業療法士でファイナンシャルプランナー。病院や介護福祉施設で子供から超高齢者まで関わってきました。今までの仕事で培った住宅改修のポイントと、自身の家づくりの経験を生かし、全世代が安全・安心して過ごせる家を考えていきたい。

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