廊下はこんなふうに考えよう。

廊下

こんにちは!今回は「廊下」についてお話します。

新築や住宅改修、リフォームの際に「廊下」をどうしようかと悩む方が多いと思います。使いやすいく、快適なほうがいい。その為にはどうしたらいいんだろうと・・・。私の新築計画の経験と作業療法士としての経験に基づきお話していきます。

これを読んだ人は以下のことを頭の片隅に置いておくと良いと思います。

★結論「無し!または幅90cm!手すり後付け!」

最近のお家は廊下を極力無くし、玄関を抜けるとすぐにリビングになっている仕様のものが多くみられています。廊下を無くすことで狭い通路を通るという動作をしなくて済みますね。どのくらいの幅がいいかはどのような人が使うのかで変わってきますが、車椅子が1台通るということなら直線の有効幅は90cmは欲しいところです。この幅であれば大人がすれ違えることもできます(もしその場で回転する必要があるなら120cmは必要になります)。荷物を持っての移動も壁にぶつけるような心配も減るでしょう。大型家電や家具の運搬の際には特にそう感じるでしょう。ただ広ければ良いというわけではなく、生活に合わせて考えられるといいですね。

手すりの有無については、高齢者になった時や体の状態に応じてあったほうが良いということになります。基本的には不要です。例えば高齢の要介護者になり、手すりがあったほうが良いとなれば後で取り付けるのが良いでしょう。その際は介護保険サービスの住宅改修を利用するのが良いのではないかと考えています。現在、介護保険の住宅改修は1回きりですが(要件を満たせば2回目も可能)20万円の給付金が出ます。

さいごに

以上、廊下についてのお話でした。このような考え方がありますという紹介でした。

皆さんの役に立つ内容であれば嬉しいです。

また見に来てください。

なーおー

ギリギリ30代の作業療法士でファイナンシャルプランナー。病院や介護福祉施設で子供から超高齢者まで関わってきました。今までの仕事で培った住宅改修のポイントと、自身の家づくりの経験を生かし、全世代が安全・安心して過ごせる家を考えていきたい。

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