手すりについて解説

手すり

こんにちは!「手すり」について解説します。

手すりを取り付けようと発信していますが、どんなモノの何処に取り付けたらいいか分からないという方への解説になります。業者さんに言われるがまま「標準」で取り付けたら何だか使いにくい…、そのうち使わなくなってタオル掛け状態に…そうならないように考えていきましょう。

機能や効果

手すりはの役割は「転倒予防」「移動の際の動作補助」「立ち座りの支え」「動線の誘導」などがあります。

高さの目安

手すりを使う人の太ももの上部にある外側に出ている骨(大転子と言います)を目安にしましょう。使う人の中で背の高い人に合わせるといいでしょう。身長170㎝なら床から86cmくらい、160cmなら80cmくらいになります。※「標準」にしないようにしましょう。

場所の目安

普段からよく使う場所でつい手を掛けてしまうような場所や滑りやすい場所、段差がある場所が取り付け箇所として良いかと思います。以下例を挙げます。

玄関ポーチ ②玄関敷居 ③上がり框 ④廊下 ⑤トイレ ⑥脱衣場 ⑦浴室 ⑧階段 ⑨部屋の柱

⑦階段については降りる時の利き手側に取り付けましょう。

種類

縦手すり:主に②玄関敷居、③上がり框、⑦浴室、⑨部屋の柱などに付けられることが多いです。

横手すり:主に玄関ポーチ、廊下、脱衣場、浴室、階段などに付けられることが多いです。

L字・T字手すり:主に③上がり框、廊下、トイレなどに付けられることが多いです。

番外編

取り付け以外にも据え置き型手すりという商品があります。工事がいらないので購入してその場に置けば使用可能となるものです。

【且】←このような形をしているものは床からの立ち座りに主に使います。

段差のある上がり框用や屋内廊下用などもあります。

さいごに

以上、手すりの解説でした。

皆さんの役に立つ内容であれば嬉しいです。

また見に来てください。

なーおー

ギリギリ30代の作業療法士でファイナンシャルプランナー。病院や介護福祉施設で子供から超高齢者まで関わってきました。今までの仕事で培った住宅改修のポイントと、自身の家づくりの経験を生かし、全世代が安全・安心して過ごせる家を考えていきたい。

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