こんにちは!今日はトイレの手すりについてお話しします。
新築や住宅改修、リフォームの際にトイレの手すりを検討する方は多いと思います。
なぜ人は手すりを付けるのでしょう?
それは、「楽に立ち座りしたい」からですよね。
様々な理由があり、手すりを付けるという選択をしたのであれば、以下のようにしてください。理由は後半にお話しします。
結論↓↓↓
★片側の壁への手すりの取り付け位置は、主に使う人がやや前屈み姿勢で、さらに腕をまっすぐ前に伸ばした距離に縦手すり部分がくること。横手すり部分はペーパーホルダーよりも下になること(難しい環境であれば優先度は低い)。長さは縦てすりは(上)立った時に胸の位置~(下)横手すりを接続。横手すりは貯水タンクあたりまで長くてもよい。
もうこれに尽きます。
よく絵で表されているのは便座の上に直角に座っている人の絵ですよね。あり得ますか?皆さんはトイレに行ってまるで就活の際の面接官の前にいるように姿勢正しく背筋をピーンとして座っていますか?
人間はもっとリラックスしています。
なぜ手すりが必要か?これをよく考えてみましょう。
「将来使うかもしれないしー」「(親や自分)の足腰が弱くなってー」などあると思います。
だから、
主にどんな状態の人が(誰が)使うのか?体の大きさや腕の長さによって効果的に手すりを使える位置が違います。人それぞれです。また人間は前屈みにならないと上手に立てないものなのです。「俺(私)は立てるよー」っていう人は普通にいます。「上手に」というのがポイントなのです。さらに手すりは座る時にも効果があります。ゆっくりと便座に腰を下ろせるんです。
ペーパーホルダーの下に横手すりを付けるという理由は、便座に座っている時に腕をペーパーホルダーよりも上に置かないようにする為です。手すりが必要な状態の人は足腰が弱く、背中が丸くなってきている高齢者が多いです。ですので、その姿勢はやや辛い。ペーパーホルダーの下であるならば、腕は自然と楽な位置で手すりを掴めるでしょう。
さいごに
以上のことからトイレの手すりを取り付けようとしている方は検討してみるといいのではないかと思います。自分の使いやすい位置を確かめてみるといいでしょう。
皆さんの役に立つ内容であれば嬉しいです。
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