部屋のクロスはこんな風に考えよう!

リビング

こんにちは!今回は「クロス」についてお話します。

新築や住宅改修、リフォームの際に「クロス」をどうしようかと悩む方が多いと思います。

私の新築計画の経験と作業療法士としての経験に基づきお話していきます。

これを読んだ人は以下のことを頭の片隅に置いておくと良いと思います。

クロスとは

「クロス」とは、壁紙のことです。住宅の内装の大部分を占めるためとても重要なものになります。これを選び、採用するためには以下のことを意識しておきましょう。

1. 目的とイメージを明確にする

まずは、どの部屋の壁紙を選ぶのかを考えましょう。例えば、リビングルームでは明るく温かみのある色合い、寝室ではリラックスできる落ち着いた色調が適しています。

事例:
「リビングには、自然な木目調の壁紙を選び、居心地の良さを演出したい」と考えた場合、木目柄の壁紙を選ぶと良いでしょう。


2. 壁紙の種類と素材を理解する

壁紙には大きく分けて以下の種類があります。

  • ビニール壁紙(クロス):耐久性が高く、汚れに強い。一般的な住宅に多い。
  • 紙クロス:自然素材で通気性が良いが、汚れに弱い。
  • 織物壁紙:高級感があり、質感が豊か。

事例:
子供部屋には汚れに強いビニール壁紙を選び、掃除がしやすいようにします。


3. 色や柄の選び方

色や柄は部屋の雰囲気を大きく左右します。

  • 明るい色(白、ベージュ、淡いブルー):部屋を広く見せ、清潔感を演出。
  • ダークカラー(濃いグレーやネイビー):落ち着いた雰囲気や高級感を出す。
  • 柄物:アクセントとして一面だけ柄を入れると、空間に変化をつけられます。

事例:
アクセントウォールとして、リビングの一面だけに花柄の壁紙を貼ると、部屋の印象が華やかになります。


4. サイズと貼りやすさを考慮

壁紙の幅や貼りやすさも重要なポイントです。
一般的に、壁紙の幅は約53cmや70cmが多く、長さは10mや20mのロールタイプがあります。部屋の壁の大きさに合わせて適切なサイズを選びましょう。

ポイント:

  • 壁の高さに合わせてカットしやすい長さを選ぶ
  • 貼りやすさを重視する場合は、糊付きタイプや貼り付け補助ツールが付属している商品を選ぶ
  • 壁紙の継ぎ目が目立たないように、パターンの合わせ方も確認する

事例:
「初心者の方は、糊付きの壁紙を選ぶと貼りやすく、作業時間も短縮できます。壁の高さが2.4mの場合、長さを考慮してロールを選び、必要に応じてカットして使います。」


5. 購入前の準備と注意点

壁紙を購入する前に、以下の点を確認しましょう。

  • 壁の面積を正確に測る:長さ×高さで計算し、余裕を持たせて必要な量を見積もる。
  • 色や柄のサンプルを取り寄せる:実際の部屋の照明や家具と調和するか確認。
  • 施工方法を理解する:DIYか業者に依頼するかによって準備や選ぶ商品が変わる。

事例:
「壁の面積が10平方メートルの場合、壁紙のロールは約5〜10平方メートル分のものを選び、余裕を持って2ロール購入すると安心です。」


6. まとめと購入のポイント

事前にしっかりと計画を立てることが成功の鍵です。 まずは、部屋の用途やイメージに合わせて色や柄を決め、次に壁紙の種類や素材、サイズ、貼りやすさを考慮しましょう。壁の面積を正確に測り、必要な量を見積もることも忘れずに。 余裕を持って購入することで、貼り直しや補修もスムーズに行えます。サンプルを取り寄せて実際の色味や質感を確認することも重要です。 実際の照明や家具との調和を確かめてから決定しましょう。施工方法についても理解しておくと安心です。 DIYの場合は、必要な道具や手順を事前に調べておきましょう。業者に依頼する場合は、複数の見積もりを比較し、信頼できる施工業者を選びましょう。

結論

壁紙選びは、部屋の雰囲気や使い勝手を左右する大切なポイントです。計画的に進めることで、満足のいく仕上がりになります。何か不明点や迷ったときは、専門店のスタッフや施工業者に相談するのも良いでしょう。

さいごに

以上、クロスについてのお話でした。このような考え方がありますという紹介でした。

皆さんの役に立つ内容であれば嬉しいです。

また見に来てください。

なーおー

ギリギリ30代の作業療法士でファイナンシャルプランナー。病院や介護福祉施設で子供から超高齢者まで関わってきました。今までの仕事で培った住宅改修のポイントと、自身の家づくりの経験を生かし、全世代が安全・安心して過ごせる家を考えていきたい。

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